投稿 2020年6月15日 更新

絵画制作は子どもたちの可能性をいっぱい引き出す魔法の時間!

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クレヨンと絵

幼稚園では年間を通して季節感や行事を大切にした絵画制作をたくさん行なっています。

春に描いた絵と冬に描いた絵では、大きく成長が見られたり、色んな発見があるので、子どもの絵画というのはとても興味深いものです。

今回は、どんな風に指導していけば良いのか、幼稚園での絵画の取り組み・育てていきたい力を分かりやすく説明していきます。

幼稚園の先生、ママにぜひ見て欲しい内容となっていますよ!

幼稚園で絵画活動をする理由

絵を持つ子供たち

幼稚園では、子どもの月齢と発達に応じた絵画制作の活動時間があります。

ただ、子どもたちが好きな絵を描く時間ではなく、美術大学の先生が講師として来てくれる園や、体全体を使って大きく、のびのびと絵画を楽しむという点を重視して行われます。

たった1枚の絵の中にも、子どもの本当に気持ちやSOSが現れているのです。

絵画を通して、親子の会話・先生との会話・お友達との会話を存分に楽しみたいと思っている子どもたち。

色んな質問をしてみたり、具体的に「これは〜の〜っていうところを描いたんだね」と感想を伝えてあげることで、子どものもっとお絵かきしたいという意欲を掻き立たせ、絵おかきが大好きになります。

子どもとの心のふれあいである絵画は、子どもが毎日驚いたことや嬉しかったこと、ママやパパ・お友達など表現したいことを素直に表すことが出来る場です。

幼稚園では子どもたちの気持ちを大切に、自分が表現したいことを思いきり自由に表現することを教えています。

どんな色を使ってもいいし、どんな形になってもいい。

言われた通りに描いて、言われた通りの色だけを使うのでは、子どもたちの創造力と表現力などどこにも存在しなくなります。

正しい色と物が合致していくことは大事なことですが、そこにとらわれ過ぎて強制したり、こうじゃなきゃダメということは全くありません。

毎回の絵画の時間では、絵を描くのが得意な子も苦手な子も、その子らしく絵を描くということを楽しめる時間にしようと、色んな工夫をしています。

絵が得意な子と苦手な子

大きな絵を描く子供たち

絵画って本来は、うまいも下手もないはずですが、上手に描ける子は絵が得意、うまく表現できないと苦手という意識をつけてしまいがちです。

では、何を持って絵が得意・苦手な子と分けられるのでしょうか。

それは「物をきちんと形として捉えて描けるかどうか」にありました。

例えば、絵が得意な子はうさぎを描くとき、「長いお耳があって、顔は丸くて、お目目は2つ、ひげが生えてて、可愛いお口」という風にパーツごとに分けて描くことが出来ます。

全体のバランスを想像して描けるのですね。

ですが、絵が苦手な子はうさぎは想像出来るのですが、それぞれのパーツの全体像や組み合わせを把握していないので、どこから描けば良いのかが分からないのです。

なので、分かっていても描き出しが分からないために、難しくて描けない・・・となってしまうのですね。

実はこれは、大人にも言えることなのです。

大人になってから、例えば人の絵を描いてと言われたとき、あなたはどこから描きますか。

頭の下に体を描いて、腕が肩より下から飛び出ていたり、足が横向きになっていたり・・・。

こんな風になってしまうのは、きっと頭では人の形もパーツも想像出来ているのですが、形を捉える練習を小さい頃から出来ていなかったために、大人になっても形を捉えるという感覚が体に身についていないからだと言われています。

絵が上手に描けるというのは、想像したものや見たものをイメージ通りに描けることではなく、「物を形としてきちんと捉えて描けている」ということなのです。

3歳からの絵画指導方法

お絵描きをして、インクだらけになった子供

お兄ちゃん・お姉ちゃんの兄弟がいる家庭だと、上の子が一緒にお絵かきしてくれたり、色んなことを教えてくれるので、そこから学んでいくことは多いです。

おうちでの絵画指導となると、自由にお絵かきさせているだけでは指導にならないし、どんなことをすれば良いのか分からないというママさんも多いはずです。

幼稚園の現場においても、絵画を担任の先生が指導している園ももちろん多いでしょう。

絵画指導研修など、園によって様々な研修が行われているかと思いますが、以下の3ステップを参考にして保育に取り入れてみてください。

1、色んな線を描く

まずは、絵を描く上で最も大切な「線」を描く練習をしましょう。

初めはまっすぐの短い線からスタートして、徐々にまっすぐに長い線を描けるようにしていきます。

波線はへびを描くようにと子どもがイメージしやすい例えを使って、分かりやすく説明してあげましょう。

ぐるぐるの線や、山型・ぎざぎざなど色んな難易度の線を描いてみてください。

いきなり描いてみてと言っても子どもは、それがどんな形かが分からないので、その線をなぞる練習から始めます。

ドリルやお絵かきノートには、線の練習が出来るページがあるものがあります。

そういったテキストを使うなどして、子どもがたくさん線の練習が出来る物を用意してあげましょう。

幼稚園では、ワークブックなどを利用して線の練習を行なっています。

2、◯△□を描く

色んな線が描けるようになったら、今度は◯△□の練習をしましょう。

こちらも同様にその形をなぞるところからスタートです。

最初は、誰だって上手な丸や三角にはなりません。

思いきりはみ出してしまったり、丸が四角になっていても怒ったり、それは違うと決めつけてはいけません。

なんだって練習あるのみです。

たくさん練習すれば、必ず上手な丸や三角・四角が描けるようになります。

次第に、長方形や台形、楕円形などもっと色んな形を描けるようになります。

3、1と2を組み合わせた絵を描いてみる

さて、1と2が上手に描けるようになってきたら、それらを組み合わせていよいよお絵かきをしてみましょう。

丸は大きな太陽を描きます。

三角を組み合わせて、可愛いちょうちょを好きな色で描いてみましょう。

そして、色んな動物を描くことが出来ますが、例えばライオン。

大きく丸を描いてその周りにたてがみを三角でいっぱい描きます。

体は丸をちょっと伸ばして楕円形、足は丸い長方形にすれば、簡単に可愛いライオンの完成です。  

この簡単な形の組み合わせだけで、色んな動物や景色を描くことが出来ます。

最初に大人がこんな風に描けるよと少し描いてみせてあげると、自分もこんな素敵な絵を描きたいと一所懸命に覚えた形を上手に描こうとします。

ただ、この通りに描かなきゃダメと言うのはNGです。

どんな丸になっても、動物の形に見えなくても、その子なりの今の表現を大切に認めてあげましょう。

絵に興味を持ってもらうためには

絵を描く子供

絵を描くことが好きな子もいれば、お絵かきに興味がない子もいますよね。

幼児期には、無理にお絵かきを好きにさせようとしたり、興味がないことを心配したりする必要はありません。

興味がない子の場合は、いつか絵を描くことに興味を持ったり、ちょっとやってみようかなと気が向く時期がやってきます。

全て個人差はありますし、その子の単なるわがままではないということを前提に考えていきましょう。

絵画が苦手な子に対しては、先ほどお伝えしたように上手に描けなければ自分は絵が下手なんだと思い込んでしまう気持ちを変えるところからですね。

周りと比べたり、自分に自信をなくす必要は全くなく、自分らしさがある絵が一番上手だし、世界に一つのステキな絵画なのです。

日頃からの家庭と幼稚園での声がけを通して、子どもの心は変化していくこともありますので、自信を持たせてあげられる言葉かけや褒め方をしてあげましょう。

また、親が一緒になって絵画の時間を楽しむというのも大切なことです。

子どもに一人でお絵かきをさせておいて、一人でも楽しめる子もいますが、やはりママが一緒に何かテーマを決めてお絵かきしたりすることで、ママとっても楽しそうだなと子どもが感じ取って、自分もママみたいに描きたいという気持ちが生まれます。

そのときは、子どものイメージを膨らませる練習をしてみてください。

「これはどんな色がいいかな」「パパの髪の毛ってどんな色?」など、ただ隣でお絵かきしてあげるだけでなく、色んな質問を投げかけて子どもに考えさせることで、想像力を育てることが出来ます。

絵画というのは「好きこそ物の上手なれ」です。

意味は、誰でも好きでやっていることは一生懸命になるし、それに関して勉強したり工夫したりするので、自然に上達するものである。

 芸事は、無理して嫌だと思いながらやっても、成長はないということ。

子どもは、ちょっとした一言で、嫌いになってしまったり、大きく成長したりします。

子ども以上に大人が楽しんでいる姿を見せることで、子どもはうんとやる気になったり、好きになりたいという気持ちが強まります。

人生を豊かにする絵画を通して、大人も子どもも一緒になって成長していける、そんな取り組み方をしていけるといいですね。

幼稚園ではどんなときに絵画制作を行うの?

たくさんの絵

幼稚園では、子どもたちが絵画に興味を持ってもらえるような楽しい絵画制作を行なっています。

絵画や芸術に力を入れている園では、本格的な美術室があったり、使うものも子ども用ではなく、大人が使うものでちびっ子画家になって絵画の活動を行う園もあります。

芸術は子どもの心と体の感性を豊かにして、創造力をかき立ててくれます。

幼稚園では1年を通してたくさんの絵画作品を作ります。

春の時期は、こどもの日・母の日・父の日・時の記念日・虫歯予防の日など、祝日や記念日がたくさんあるので、たくさんの製作や絵画を行います。

春にはこんなにたくさん行事や記念日があるんだねと、季節感や行事の知識を養うために、絵画や製作を行なっています。

夏には、夏休みの思い出やお泊まり会・縁日・七夕など、こちらも盛りだくさんです。

幼稚園というのは、特に季節の行事や日本の伝統を重んじて大切にし、日本人としてそのようなことを理解し大事にするという心を育てます。

そのため、年間を通しても行事が盛りだくさんの園や、毎月たくさんの製作・絵画作品を作っている園もあります。

先生たちの準備はさぞかし大変ではありますが、全ては子どもたちの笑顔のためですので、これから色んな初めての経験を通して、成長して欲しいなというのが願いです。

これらのたくさんの作品は、1年の終わりに思い出帳として先生たちが作品を1冊の束にまとめてくれます。

1年間、こんなにたくさんお絵かきしたんだね。と子どもの絵画を通した成長を感じることが出来るので、ぜひおうちに帰ったら一緒に1枚ずつ振り返って、感想を語り合ってみてください。

絵画を通して育てたい3つの力

お絵描き

絵画は、絵を上手に描けるようになるためだけの活動ではありません。

絵画を通して3つの力を育てることも重点とされています。

3つの力とは「ひらめきの力」「創造する力」「伝える力」です。

これらについて、詳しく説明していきましょう。

絵画というのは、子どもにとって大切な自己表現の場となっています。

使う色や描き方によっては、子どもが親に対するSOSを送っているサインでもあります。

忙しいを理由にせず、子どもの目を見てゆっくりコミュニケーションする時間を1日数分でも良いので作りましょう。

うまく伝えられなくても、子どもにとってはママやパパと会話したいという気持ちがあることを、大人が忘れたり二の次にしてはいけません。

お絵かきを通してだからこそ、自分を表現できるという子もいます。

子ども自身の内面を絵を通して表現し、向き合うことで、身の回りの変化を感じ取る力が育ち、自分の心をうるおしていくことが出来るようになるのです。

幼稚園では、自由時間やお部屋遊びのときには、子どもがお絵かきをしたい場合、すぐにお絵かきできるように環境設定を行なっています。

ご家庭でも、子どもが絵を描きやすいように机やイス、部屋の明るさ、道具などを常に揃えておき、いつでも好きなようにお絵かきが出来るようにしておきましょう。

幼稚園ではお絵かきしてもいいって言われるけど、おうちではママがダメって言うというのでは、大人の都合に振り回しすぎです。

さらに、子どもの発想力を育むためのポイントとして、以下の4点もご紹介します。

1、頭の引き出しを増やす

子どもが「あれ何?」「これ何?」と疑問に思ったことをすぐに解決できるような環境を作ってあげることが大切です。

今の時代であれば、パソコンやタブレットは一家に一台当たり前にある時代です。

機械に依存してしまうのではなく、調べ物をするツールとして、図鑑や辞書、インターネットを使って、すぐに写真や動画を見て疑問を解決できるようになれば、子どもにとっては、お絵かきのアイデアの知識を増やすことができるステキな道具になります。

2、あたりまえは当たり前じゃない

私たちは日常生活の中にたくさんの当たり前が存在します。

しかし、よく見慣れているようで、実はずっと同じ角度からしか見ていなかったり、固定概念にしばられた当たり前で生きていることがほとんどです。

これまで気づかなかった角度から物事をみてみることで、自分の中に新たな価値が生まれ、見出すことが出来るのです。

お絵かきも同じです。

色んな角度や色んな高さ、見方や考え方をちょっと変えるだけで世界は変わるし、固定概念や決まりごとを捨てて新しい何かに出会うことができます。

つまり、正解なんてないんですね。

3、別物を組み合わせる

普段結び付けないようなものを結び付けてみることで、意外なマッチングや斬新な作品が出来上がることがあります。

子どもの絵画にこうしなきゃいけないという決まりなんてありませんので、意外性があればあるほど、面白くてユニークな新しい何かが生まれるかもしれませんよ。

4、角度を変えてみる

お笑い番組でよく見るモノボケは、手に取ったものから予測される常識的な答えとは違う別の物として笑いをとる芸です。

そのギャップが生じることによって笑いが生まれるのです。

非現実的なものや、予想外のイメージでストーリーを考えることで、自然に発想力が鍛えられて、ユニークな作品を作ることが出来るようになります。

柔らかい脳をいっぱい回転させて、たくさんのアイデアの引き出しを作り・増やしていけば、お絵かきにも興味を持つようになりますし、うまい・下手という観念で考えるのではなく、自分らしさを大切に出来るようにもなります。

まとめ

クレヨン

幼稚園での絵画制作についてや絵画指導How toはいかがだったでしょうか。

幼稚園の現場で働いていても、なかなか絵画と子どもの成長についてを詳しく学ぶ機会がなかったりしますよね。

ご家庭においても、幼児の絵画の知識を持っている人であれば別ですが、指導しようと思っても、どんな風にすれば良いか分かっていないママパパは多いはずです。

ここでご紹介してきたことを参考にしながら、子どもとのコミュニケーションの一つとして、楽しい絵画の時間を過ごしてみてください。

保育の現場でも活かせることがたくさんありますので、1年間で豊かな心を育む芸術教育を実践してみてくださいね。

絵画の先生がいるのであれば、先生に指導法や子どもの興味を引き出す方法を教えてもらうのも良いでしょう。

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