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幼児期の絵本教育がとても大切である理由

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親子の絵本の読み聞かせの様子

幼児教育の中でも、絵本教育が特に重要とされています。

絵本の読み聞かせは、子どもの心を豊かにするだけでなく大人になってからの人間関係や性格にも影響があるほど、大切な教育なのです。

ここでは、読み聞かせをすることによってどんな良い効果が生まれるのか、年齢別にどんな絵本を選べば良いのかを保育士目線からご紹介していきます。

幼児期というかけがえのない貴重な時期に、たくさんの絵本と触れ合って感性を育てましょう。

幼児期に読み聞かせをした方がいい理由とは

絵本棚

みなさんは、子どものときにお母さんや幼稚園の先生から絵本の読み聞かせをしてもらった記憶がありますか。

幼児期は、脳の発達が目覚ましい時期ですので、絵本を通した教育はとても大切になってきます。

まだ文字を読めない幼児にとって、先生やお母さんが読んでくれる絵本は、新しい世界観に連れて行ってくれる素敵な時間の始まりです。

見たことのない色やもの、風景に触れることで子どもの脳は刺激されて、感情や感性を豊かにしていきます。

子どもは、ただ聞いているだけではなく、その物語や絵本の内容を自分なりに理解して、楽しい感情を抱いたり、お友達に優しくしてあげようという気持ちになれたり、一緒に悲しくて泣いたりします。

このように、絵本を通して子どもたちは人間として生きていくためのあらゆることを学ぶのです。

なので、幼児期にたくさんの絵本に触れさせてあげること、色んな世界観の絵本を読んであげることは、子どもたちの成長にとってとても大切なのですね。

読み聞かせによる効果

親子の読み聞かせの様子(膝にのせて)

そんな大切な幼児期に絵本を読み聞かせることによって、どんな効果が生まれるのでしょうか。

主に4つの大きな効果をご紹介していきます。

これらの効果を知ることで、読み聞かせを行うときにより意識して効果的な読み聞かせ方を行えるようになるでしょう。

感情が豊かになる

たくさんの絵本に触れることで、子どもの情緒の発達に効果があります。

子どもは、日々の生活の中で楽しい・嬉しい・悲しい・怖いなど自分の気持ちを表現するようになっていきます。

初めのうちは、パパやママの表情をまねして表現したりするところから始まり、絵本の読み聞かせを重ねることで、嬉しいときは自分の手を大きく叩いたり、悲しいときは泣いているように見せたりすることを覚えます。

この繰り返しによって、子どもは色んな感情を読み取れるようになり、自分でも表現できるようになるのです。

情緒を豊かにすることは、コミュニケーション能力を身に付ける上で最も大切なことです。

絵本の世界では、人間だけでなく花や物、動物など全てのものには命があるということを教えているものが多いですよね。

感性が豊かになっていくことで、どんなお友達も、人も、物も大切に優しく接するという気持ちが宿り、より良い人間関係を築いけるようになるでしょう。

想像力が豊かになる

絵本には想像力を豊かにする効果もあります。

絵本を通して子どもたちは、たくさんの初めての言葉に出会います。

絵本がこれほどまでに想像力を育てると言われているのは、テレビなどの映像と違って、子どもが自分の好きなペースで何度も同じところを読んだり、前のページに戻ったりすることができます。

見たい絵をじっくり眺めて想像力を膨らませることもできますね。

絵本は、読み手の想像力によってあらゆるストーリーに変化します。

何通りもの楽しみ方を知ることで、子どもはより一層、想像力を働かせて次にどんなことが待っているのか予測するのです。

その子らしい想像力と解釈で読み進めることができるので、保育現場でも絵本教育は積極的に取り入れてほしいと思います。

語彙力が増える

幼児期にたくさんの絵本に触れて、読み聞かせしてもらうことで、語彙力が増えます。

色んな初めての言葉に触れて、その言葉の意味を知ることで、自分の語彙が増えて会話の上達に繋がります。

子どもって大人同士の会話や、周囲の人の話していることを聞いていないようで、実はよーく聞いているのです。

絵本を読んでもらっている時もそうです。

日々の生活の中で、子どもたちは次々と新しい言葉を自分のものにしていくのです。

幼児期に語彙力が増えれば増えるほど、文章を理解する能力も早くなり、向上しやすいです。

絵本では、擬音を使ったり歌が出てきたりと、言葉だけでなく色々な表現を知ることができますね。

言葉の表現の幅の広さを知れば、言葉の面白さや美しさに気づくことができるので、大切な効果の一つとなります。

本好きの子になる

幼児期は絵本に触れていたけど、成長するにつれてスマホやパソコンばかりで本を読まなくなる人がとても多いです。

このような時代だからこそ、幼児期に毎日繰り返し絵本を読み聞かせることが大切です。

繰り返し読み聞かせをすることによって、本や文字に対しての抵抗がなくなります。

絵本の魅力にハマると、自分ではまだ読めなくてもママや先生が読んでくれたのを真似して読もうとしたり、絵を見てストーリーを楽しもうとすることができます。

成長に合わせて、色んな作者の色んなジャンルの絵本を読み聞かせてあげましょう。

さらに、仕掛け絵本や大型絵本、絵しかない絵本など、様々な面白い工夫が詰まった絵本がたくさんありますので、時にはそのような絵本も取り入れることで、子ど

もが飽きずに色んな本に興味を持ってくれるようになるでしょう。

正しい絵本の読み聞かせ方

親子の読み聞かせの様子(寝転がりながら)

全国の幼稚園教諭のみなさん、ママさん・パパさん。

絵本の読み聞かせは得意ですか。

読み聞かせと言っても、ただ子どもに絵本を読んであげれば良いというわけではないんですよ。

年齢や人数、子どもの発達によって気をつけなければいけない点がいくつかあります。

特に、クラスで絵本を読み聞かせし始めても、おしゃべりしていて全然静かに聞いてくれない・・・と悩んでいる先生は、これから紹介することを自分がしっかりやれているかチェックしてみてくださいね。

ゆっくり・はっきり読む

まず、絵本を読み聞かせるときは、ゆっくり・はっきり読みましょう。

どの年齢の子どもに対しても言えることですね。

大人だとどうしても早口になったりしてしまいますが、聞き手が子どもであることを考えて、スピードを調整しましょう。

大人と違って、子どもは物語や内容を理解するのに時間がかかります。

そのため、ゆっくり読むのが苦手な人は、読む時に意識を持ってゆっくりはっきり読む練習をすると良いですね。

ポイントとして、句読点や文字の切れ目では、必ず一呼吸おいて読み始めましょう。

句読点が少ない場合は、接続詞のところで区切って読むようにすると、聴きやすいです。

大げさな抑揚や声の変化はさせない

2つ目は一番やりがちな読み方です。

子どもに分かりやすく読み聞かせをしたいとの思いから、大げさに抑揚をつけたりキャラクターに合わせて声を変えたりしていませんか。

同調で読み聞かせするよりも変化させるのは、大切なことなのですが、子ども相手だからと言っておおげさにするのはNGなのです。

なぜなら、このキャラクターの声はこうと決めつけて読むことによって、子どもの創造力を邪魔してしまうことがあるからです。

適度にするのは良いですが、分かりやすさを求めすぎておおげさにする必要はありません。

子どもは、自分でどんな鳴き声かな、どんな喋り方かなと自ら創造力を膨らまして考えます。

それが、子ども自身にとっても成長に繋がります。

なので、絵本を読み聞かせるときにこういう風に読まなきゃいけないという決まりなどは一切ないのです。

読み聞かせる側がどうするというより、聴いている子どもがどう感じ取ってくれているかなという方が大切ですね。

余計なアドリブはいれない

3つ目は、楽しいお話しだとついアドリブを入れて盛り上げようとしたりしてしまうことについてです。

アドリブを入れて世界観をもっともっと広げたいという気持ちや、発想は素敵ですが、絵本は書いてある通りそのまま読むのが良いでしょう。

2つ目のポイントのところでも触れましたが、アドリブを入れたくなるようなところは、子ども自身が発想力を使って考え、想像していくので、読み手があれこれ付け加えたりしなくても良いのです。

出来るだけ毎日読み聞かせをする

幼稚園では、お帰りの前や活動前後に絵本や紙芝居を読み聞かせする場面が、ほぼ毎日あるかと思いますが、ご家庭ではどうでしょうか。

1日1冊でも良いので、子どもの好きな絵本をママが読み聞かせしてあげてください。

子どもは、ママが読んでくれる声や絵本が大好きです。

その習慣をつけることもまた、本を好きになるきっかけ作りになりますし、心を豊かにしてくれるでしょう。

また、年長さんになるとストーリー性のあるちょっと長めの絵本も理解できるようになります。

決まった時間に絵本を読んであげることで、小学校へ行ってからの学習習慣を身に付けることにも効果があります。

子どもの反応には応える

子どもは、読み聞かせをしているときに「どうして?」「あれは何?」「これがこうなるんだよね」など、思ったことを聞いてきたり発言してきたりします。

それは、真剣に絵本を聞いて想像力を膨らませて世界に入っている証拠です。

そんなときは、「集中して聞いてよ」ではなく一旦止めて丁寧に対応してあげましょう。

先生やママも一緒にそうだねと共感したり、考えてあげることで子どもも納得して、最後まで楽しく聞いてくれますよ。

読み終わったあとの楽しみ方

絵本を読む子供

絵本を読み終わった後はどんな風に終わりますか。

すぐに次の活動に映るのではなく、一緒に絵本の世界に浸って余韻を楽しんでみましょう。

先生やママと一緒に感想を語り合うのも良いですし、あの動物は何回出てきた?と質問をしてみても良いですね。

このときに気をつけたいのが、物語の内容を大人が勝手に決めつけないことです。

絵本を読んでどう感じるかは人それぞれです。

同じ絵本でも、楽しいと感じる子もいれば悲しいと感じる子もいます。

子ども自身がどんな絵本だったかなと考えられるような声がけをするようにしましょうね。

読んでいる先生やママが楽しんでいれば子どもも楽しい時間だったと感じられますので、一緒に世界観を共有して子どもの心を育てていきましょう。

年齢別 絵本の選び方

親子の読み聞かせの様子(膝に載せながら)

それではここで、年齢別におすすめの絵本の選び方をご紹介していきます。

子どもが読んでほしいと思う絵本を読んであげることも大事ですが、子どもの発達に合った絵本を選んであげることも大人の役目です。

まずは、3歳児です。

3歳児は色んな物に興味を示し始める時期です。

気に入った本は何度も読んでと持ってくることがあります。

大人になると、同じ本を何度も読んだり人に読んでもらうことはなくなりますが、子どもにとって絵本を読んでくれる人は自分が安心できる人なのです。

ママや先生に読んでもらうことで、子どもは安心して絵本の世界に入り込めるのです。

なので、何度でも大人が飽き飽きせずに楽しく読んであげてください。

初めて出会うたくさんの絵本に興味を持ち出す3歳の時期は、子どもが最後まで楽しめる起承転結の分かりやすい内容がおすすめです。

絵本を持つ子供
・こぐま社『11匹のねこ』

長年にわたって愛され続けている11匹シリーズ。

幼少期に1度は読んでもらった記憶がある人も多いのでは。

幼稚園のお遊戯会や発表会の題材としても使われますね。

たくさんのねこたちの面白おかしい展開に、子どもたちも一緒になって遊んでいるように笑ったり悲しんだりします。

ユーモアたっぷりの1冊となっています。

・こぐま社『わたしのワンピース』

そらから降ってきた真っ白なきれでうさぎがワンピースを作ると景色に合わせて色が変わっていく不思議なお話し。

女の子にも男の子にも人気の作品です。

ふんわりとしたタッチの絵がなんとも可愛らしくて、うさぎさんと一緒にお散歩に出かけたくなってしまいます。

おしゃれなワンピースを着てお外に遊びに行きたくなるような、ウキウキワクワクする内容になっています。

ママも子どももこの本を読んで育ったという人も多いロングセラーです。

続いて、4歳児は思いっきり絵本の世界を冒険できるものがおすすめです。

4歳になると、現実と想像の世界の区別がつくようになってくるので、絵本を読み聞かせしてもらっているときは、その世界にどっぷり入って、終わるとすぐに現実に戻るのです。

ストーリー性のあるものや、ちょっと読み手が考えないと内容が理解できなさそうな絵本を読みたがったりします。

・講談社『にじいろのさかな』

世界で評判を得ているキラキラと光るきれいなにじいろのうろこを持ったさかなのお話しです。

ページをめくるごとにキラキラ光る色あざやかなおさかなたちを見るたびに、子どもたちは思わず前にきておさかなを触ろうとしたりします。

にじいろの鱗を持った世界一美しいさかななのに、彼がいつもひとりぼっちなのはどうしてだろう。

自慢の鱗をみてもらうにはどうしたら良いのか、外見的なことよりも内面の美しさを学ぶ一冊です。

読み手によって色んな解釈が取れる絵本ですので、ママや先生とどんな感想を持ったか語り合うのも楽しいですね。

・偕成社『くまのコールテンくん』

絵本の代表作と言ったらこれと言ってもいいくらいの有名作品ですね。

デパートのおもちゃ売り場で誰かに買ってもらうのを待っているくまのコールテンくん。

ストーリーの中で、色んな初めてに出会うコールテンくんの姿に、子どもたちも大喜びです。

ラストシーンでは、大人になってから読むと泣けてくるほどの感動作となっています。

ずっと一緒、ずっと大事にしておきたい。

この絵本もそんな一冊になるといいなと思います。

最後に5歳児です。

5歳になると静かに集中して読み聞かせを聞くことができます。

物語の細かい設定を理解できるようになったり、本と自分との対話ができるようになってきます。

それによって、これまでは主人公の気持ちになって考えていたところが、数回しか出てこなかったキャラクターの気持ちを分かるようになったり、色んな視点で感想を持てるようになるのです。

・福音館書店『こんとあき』

ママも先生も読み聞かせしている方が泣いてしまいそうになってしまう1冊です。

作者の林明子さんの絵のタッチが実に繊細で子どもの表情や感情がよく伝わってきます。

この絵のファンという人も多いのでは。

あきが大切にかわいがっていたこんというきつねのぬいぐるみとあきの深い絆の物語です。

大人になっても忘れることのないあの頃の気持ちを、作者の優しい絵とともに思い出させてくれる、心があったかくなる絵本です。

お話しをきちんと理解できるようになる5歳ごろからの読み聞かせが効果的です。

・金の星社『おかあさんだいすきだよ』

おかあさんは子どものことをたくさん愛しています。

忙しい中で叱ることも多いけれど、子どももお母さんもだいすきです。

ページをめくるたびに、おかあさんも子どもも大好きなんだという気持ちが伝わってきて、読み終わったあとに「だいすきだよ」と言ってあげたくなる絵本です。

忙しく子育てに日々奮闘しているママだけでなく、パパさんにもおすすめの一冊です。

まとめ

今回は、幼児期の絵本教育の大切さについて読み聞かせに焦点を当ててご紹介しました。

幼児期にたくさんの絵本に触れることは、子どもにとって心の成長に繋がりますし、親や先生にとっても色んな発見を得られる時間となります。

大人が子どもに絵本を読み聞かせしてあげられる時期って本当に限られた時間だけです。

だからこそ、この時期はいっぱい絵本の世界に入り込んで、色んな自分や景色をみて、のびのびと成長していって欲しいと思います。

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