投稿 2020年6月15日 更新

子供が喋らない…言葉の発達目安と遅れが気になる場合の対処法

入園・入学準備グッズを探す(例:おむつ)

おもちゃで遊ぶ子供

同じような年頃のお話が上手なお友だちを見たり、ママ向けの育児雑誌などを見たりして、子どもの言葉が遅れているのでは?と心配になることもありますよね…。

言葉の発達目安や言葉の発達が遅れる原因を知っておけば、心配な要素が減り、子育てにも余裕が生まれるかもしれません。

そこで、ここでは、

・子どもの言葉の発達目安

・言葉の発達が遅れる原因は?

・もしかして発達障がい?気になる場合は…

・遊びながら言葉を促そう

についてお話します。

現役保育士であり二児の母でもある私が、実際に大切にしていることについても触れてお話しますので、日々の子育てに役立てて頂けると嬉しいです♪

◆言葉の発達の目安

カレンダーと指差しポーズ

言葉の発達には、年齢ごとにいくつかの段階があります。

ここでは、年齢ごとの言葉の発達目安についてお話します。

【0〜1歳(喃語)】

「あーあー」「うー」など、母音から始まる言葉(喃語)が出てくる時期です。

愛着関係を築いた大人の顔を見ると、ニコニコしながら喃語でお話を楽しみます。

【1歳〜1歳6ヶ月頃(一語文)】

「まんま」「ブーブー」など意味のある単語を使い、一語文を話し始める時期です。

“ご飯食べたい”、“抱っこしてほしい”などの自分の気持ちを一語文を用いて伝えようとするようになります。

【1歳6ヶ月〜2歳頃(ニ語文)】

「これ ちょうだい」、「ブーブー いく」など2つの単語を使い、文章のようにお話します。

より子どもの気持ちを受け止めやすくなるので、絵本や簡単な歌などを通して、たくさんの言葉に触れる機会を大切にし、言葉の面白さを楽しみましょう。

【2歳〜2歳6ヶ月頃(三語文)】

「ママ おしごと いく」、「ワンワンの えほん よんで」など3つの単語を使って、より意味のある言葉を使ってお話を楽しみます。

どうして?なんで?という疑問に思うことも増え、質問してくるようになります。

質問には子どもが分かりやすい言葉で簡単に答えてあげると、子どもの語彙力や理解力につながります。子どもの好奇心には、なるべく丁寧に寄り添い、付き合ってあげましょう。

【2歳6ヶ月〜3歳頃(模倣)】

発語がしっかりし、まわりの大人の真似(模倣)をしたがる時期です。

簡単な言葉の意味に興味を持ち、それを使いたがるので、子どもが分かりやすいように説明してあげましょう。

【3歳〜4歳頃(複文)】

「私は ママがいつも買ってくる ケーキ屋さんのチョコレートケーキが好きです」などと、2つ以上の述語が組み合わせている複文を使い始める時期です。

代名詞や助詞などの文法を使い、大人と対等に言葉のやり取りをしたお話できるようなってきます。

【4歳〜5歳頃(コミュニケーション)】

話す意欲が高まり、話があったり気心が知れたりする友達同士で話を楽しむ時期です。

言葉で自己主張をし、相手に自分の思いを伝えて問題を解決しようとします。

その分、相手との思いのぶつかり合いで口喧嘩が耐えない時期でもあるので、それぞれの思いを聞きながらお互いが妥協できるように話し合う場をもつことが大切です。

【5歳〜6歳頃(物語)】

自分が体験したことを言葉にして、相手に伝えることができるようになる時期です。

休みの日に何をしたのかなどを友だちの前で簡単なスピーチにするなど、小学校へ向けて人前で自分の言葉で伝える練習をするのもおすすめです。

小学校に入学すると、本格的な学習が始まり、新しい友達も増えコミュニケーションの幅が広がります。

語彙力と読解力を合わせた「国語」は学習全般の基礎となります。その土台は就学前に身に付けておきたいものですね。

言葉の土台作りには親子の会話と絵本の読み聞かせが大切!

できるだけたくさんの言葉を使って会話を楽しんだり、絵本の読み聞かせを繰り返ししたりすることで、いろいろな単語や正しい文章を自然とインプットされていきますよ♪

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◆言葉の発達が遅れる原因は?

泣いている子供の後ろ姿

同じような年齢のお友だちがお話をしているのに、我が子がお話しないと心配になりますよね…。

でも、今までお話ししなかった子どもが、急に言葉が出るようになり、お話上手になる…というケースはよくあることです。気長に子どもからの発語を見守りましょう。

ただ、言葉は、他の子どもとどうしても比べがちになり、気になる事柄でもあるものです。次の『言葉の発達に必要なこと』を参考にしながら、お子さんの状態をチェックしてみてください。

【言葉の発達に必要なこと】

言葉の発達には、いろいろな要素が複雑に影響しています。そのため、順調に言葉が発達していくためには次のようなことが必要です。

1.言葉を聞き分ける聴力が十分に発達していること

2.言われたことが理解できる知能が発達していること

3.声を出すための運動機能(発声するために必要な器官の働き)が発達していること

4.子ども自身に“話す”という欲求がある

その中でも、特に1~3の事柄は言葉の発達に大きな影響を与えます。

これら4つの条件がすべてそろうと、子どもは言葉を発するようになるので、言葉の発達が気になる場合は、まず耳がきちんと聞こえているのか?を確認しましょう。

後ろから子どもの名前を呼んでみたり、大きな音が鳴った時に声や音のする方向を見るかどうかチェックしましょう。

また、近年では、核家族化の影響により、家族間の会話が減少していることも問題になっています。

テレビやインターネットの長時間の視聴も、それだけ家族でかかわる時間が減り、子どもとの会話が減っていくことに繋がっていくので注意が必要です。

まずは、今の生活を見直し、子どもの成長と向き合い、ゆっくりと触れ合う時間を大切にしましょう。

言葉の発達の遅れにつながる原因は?

言葉の発達の遅れの原因は『耳の聞こえ』以外にもいろいろな原因が考えられます。主に考えられる原因はこちらです。

《ケース1》聴覚機能に問題がある

言葉の遅れがみられる場合、聞こえに問題がないかどうかを確かめておくことが必要です。

難聴や聴覚障害の場合、聞こえを改善する訓練や治療、視覚的なコミュニケーションの方法を取り入れるために早めの対応が必要になるからです。

1歳半頃、3歳4か月頃の乳幼児健診のときにも耳の聞こえチェックが行われますが、家庭でも見つけられる場合が多いです。心配な場合はかかりつけの小児科に相談し、専門機関につなげてもらいましょう。

《ケース2》言葉の表出が遅れているだけ(単純性言語遅滞)

性格や環境など何らかの理由で、言葉が出るのが遅れているだけの場合もあります。

・パパやママが子どもとのコミュニケーションに難しさを感じていない

・たいていの言語的な指示が分かっている

・特別なこだわりがない

・生活習慣にも気がかりな点はない

上記のような場合、ほとんどの場合は年齢が上がってくると自然と話すようになりますので問題ありません。

《ケース3》言葉の理解に問題がある

脳の聴覚野の処理に問題があるなどの理由で、言葉の意味が理解できていないと子どもの中に言葉が蓄積されず、言葉の遅れが生じやすくなります。

言葉の発達の場合、【言葉の意味を理解する→言葉を話す】の順で、言葉を蓄積し、言葉を表出させていくのです。

言葉の意味が分かっているかどうかを確認するため、名前を読んだら振り向くかどうか、「こっちおいで」などの呼びかけに応じるかどうかを確認してみましょう。

《ケース4》発達障がいや知的障がいなど脳の機能に問題がある

2~3歳になっても言葉が出なかったり、遅れていたりする場合には、知的障がいや自閉症スペクトラム障がいなどの発達障がいの可能性も考えられます。

障がいがあるかどうかは、言葉の表出だけで判断することできず、他の人との関係性やコミュニケーション能力の発達にも目を向けることが必要です。

発達障がいがある場合、人とのかかわりにおいても発達の遅れや困難さが起きることがあります。

言葉が遅いと言われている子どもの中には、障がいの兆しとして言葉が遅いケースとゆくゆくは発達が追い付いていくけれど、今の段階では遅れているケースの境目にいる子どもも多いので、一概に発達障がいだと判断することはできません。

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◆もしかして発達障がい?気になる場合は…

子供の耳

言葉が明らかに遅れていると感じたり、心配になったときには専門機関に相談してみましょう。

特に、発達目安でお話した「2歳までに単語が出ない」「3歳までに二語文を話さない」のどちらかが当てはまる場合は受診しておくと安心です。

発達障がいかどうか確認するためには、医療機関などで行われるいくつかの専門的な検査が必要になります。

基本的には…

・聴力検査

・発達検査(または知能検査)

の2つの検査を行っています。

検査結果だけではなく、言葉の遅れが心配な子どもの行動を観察して、その特徴をつかんでいくことで診断ができるようになります。

もしも、障がいがあると分かった場合には、さらに脳波やMRI、ABR(※聴覚脳幹反応検査)などの検査も追加で行っていき、障がいを引き起こしている病気がないかどうかも確認されます。

※聴覚脳幹反応検査とは…脳波で聴力をみていく検査

専門家でないパパやママが子どもを見て障がいかどうか判断することはできません。

言葉の遅れで不安や気になることがあるときは、かかりつけの小児科、小児科神経専門医や地元の保健所に相談すると専門家へつなげてくれます。

今まで分からなかった原因が見つかったり、言葉の発達を促すより良い方法が見つかったりする場合もありますよ。

ちなみに、保健所では、1歳半頃健診、3歳4か月頃健診など言葉の発達の要所要所で集団健診を行っていますので、健診の際に合わせて相談すると安心かもしれませんね。

◆遊びながら言葉を促そう

公園の水道で遊ぶ子供

障がいの可能性がないと分かっていても、言葉の発達を促したいと考えるパパやママも多いことでしょう。

言葉を教えるために、お勉強させなくちゃ!とお勉強ドリルやタブレットなどを用意して、お勉強タイムを大切にしておられるご家庭も多いかと思います。

子どもたちは、特別にお勉強しなくても、言葉を耳で聞き、お家や先生、お友だちと日常生活で使います。

特に、楽しい時間に脳が活性化して言葉を吸収する力が著しくなりますので、楽しく遊ぶ時間に言葉を促すのがベストです。

我が家では、8歳の娘・4歳の息子がいますが、特に言葉に意識した学習はさせず、普段の遊びのみを大切にして過ごしています。

体を動かす遊びで脳に刺激を与えよう♪

カードやドリルなど、言葉を教えるには何か教材を与えなきゃ!と思われる方が多いですが、子どもが小さなうちはじっと座ってお勉強することは難しいものです。

おすすめなのは体を使った遊びです。

体を使った遊びは、聞こえた言葉を感じ取って伝える脳幹と大脳辺縁系のつながりを高めてくれる効果が期待されています。

体のパーツの位置や動き、関節の曲がり具合や筋肉への力の入れ具合等を感じ取って自分の脳に伝える機能(=固有受容覚)と、体の位置や動きの速さ、回転を感じる感覚(=平衡感覚)を養うのに大切なのです。

体を動かして遊ぶと、この2つの感覚が調整されやすくなり、言葉の発達も促されていきます。

また、体を動かすことで心も解放され、「キャッキャッ」「アハハ」などと自然と声をあげて楽しんで遊びますよね。

これが発語にとってとても大切な現象!声をあげることで舌の筋肉や表情筋を自然と鍛え、口腔機能を発達させていくのです。

追いかけっこ、お馬さんごっこ、いないいないばあや手遊び、抱っこして揺らす、たかいたかいなどは、昔から伝わるシンプルな遊びですが、固有受容感と平衡感覚を養う楽しい遊びです。

親子で楽しく遊びながら、言葉の発達も促していきたいですね♪

話しかけを工夫してみよう

言葉を引き出すには、子どもと大人が同じものに注目して反応し、言葉でコミュニケーションをとることが大切です。

子どもが何かを見つけたら、「〇〇がいたね」など見つけたものを言葉にして返してあげたり、何を言って良いかわからないときには子どもの見ているものの特徴を言葉で話かけたりしましょう。

例えば、犬を見ていたら「わんわんだね」「毛がふわふわしてるね」「耳が大きいね」などと話しかけることで、目と耳の両方から情報が入り、刺激を受けます。

子どもがこちらを見たら「なぁに?」「かわいいね」など、子どもの表情に合わせた言葉をかけて子どもの反応に応えてあげると、コミュニケーションの発達が促され、言葉の発達にも繋がっていきますよ♪

絵本の読み聞かせを大切に

我が家では、4歳の息子はもちろんのこと、8歳になる娘も寝る前の絵本の読み聞かせが日課になっています。

我が家の場合、絵本を読み聞かせることで睡眠スイッチが入り、入眠しやすいようです。

絵本には、子どもの発語のためだけではなく、親にも良い効果がたくさんあるのでおすすめです♡

絵本の読み聞かせによって、語彙力や読解力が身に付き、国語力がアップするそうです!

まだ文字が読めない子どもも、繰り返し読み聞かせをすることで絵本に書いてある言葉の表現を真似したり、言葉の引き出しの中にしまって自分の言葉として使い始めたりして言語力を伸ばします。

語彙力がある人は自分の気持ちを言葉で表現することに長けているので、相手の言葉も理解し、信頼関係を築きやすく、コミュニケーション能力を高めることにもつながっていきます。

また、絵本の読み聞かせによってパパやママとコミュニケーションをたっぷりとはかることで、状ちちょが安定し、感受性豊かで心優しい人になれるそうです。

絵本の世界で培ったイメージ力は想像力・創造力となり、視野が広がり新しい視点で物事を考える力の源にもなりますよ♪

そして、親にとってのメリットも…♡

絵本の読み聞かせは、子どもに優しく声をかけるように読み聞かせるので、心が穏やかになり、リラックスできます。

一緒に寝転んだり、膝の上で絵本を読んだりしてスキンシップを図ることで愛情ホルモンとも呼ばれる“オキシトシン”が分泌されると言われています。

読み聞かせの時間は、親子の大切なコミュニケーションの時間。子どもと一緒に大人もリラックスできる貴重な時間なので、是非絵本の時間も取り入れてみて下さいね♪

まとめ

足跡をたどる子供

言葉の発達スピードは個人差が大きく、子どもによってまちまち。

他の子どもと比べて焦るよりも、子どもと一緒にたくさん触れ合ってかかわっていきながら子どもの様子を見守ってあげましょう。

親子で楽しく体を動かして遊んだり、子どもの反応に応えてたくさん話しかけていくうち、自然と言葉が出てお話上手になることも多くあります。

それでも、2歳になって単語が出ない、3歳になっても二語文を話さないなどの心配な状況がある場合は一度専門機関に相談しておくと安心です。

家族だけで悩まず、時には、保育園の先生やかかりつけの小児科などの専門家の手を借りながら、みんなで子どもが笑顔で安心して暮らせるように支えていきましょう。

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