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叩くしつけで起こる影響と子供が親の言うことを聞かない4つの理由

起こっている親

子供が悪いことをした場合、叱ることは親として当然の義務であり、しつけですよね。

子育て中のパパやママの中には、叩かれたり怒鳴られたりして育った方も多いかもしれませんね。

実は、私自身も叩かれたり、怒鳴られたり、家の外に出されたり…今では虐待と言われるであろうしつけ方法で育ちました。

でも、それは昔の話。現在は、親からの体罰禁止を盛り込んだ改正児童虐待防止法と改正児童福祉法が施行され、親のどのような対応が体罰にあたるのかのガイドラインが示されています。

けれども、かんしゃくを起こし、言うことを聞かない子供に冷静に対応しなきゃいけないと分かっているけれど、イライラして手を出してしまいそう…そんなジレンマを抱える方も多いのではないでしょうか?

そこで、ここでは

  • 子供を叩くしつけで起こる影響は?
  • 子供を叩きたくなるくらい言うことを聞かなくなる理由
  • 叩かれて育った子供が学ぶこと
  • 叩くしつけは親から子供へ引き継がれやすい?!
  • 叩いてしつける方法では、子供に本当の思いは伝わらない

について、2児の母であり現役保育士、そして幼少期に今でいう軽い体罰がしつけとして育った私が幼少期の思い出も含みながらお話します。

◆子供を叩くしつけで起こる影響は?

泣く子供

体罰は、子供の成長に悪いことと頭で分かっていても、言うことを聞かないときにはどうしたら良いのか…「叩かない子育て」に疑問を抱く親さんも少なくないかもしれませんね。

では、子供を叩くしつけで起こる影響についてお話します。

親から感情的に常習的な叩くしつけを受けている場合、子供たちは

  • 体だけでなく、心も痛む
  • 攻撃性が強くなる場合が多く、お友だちにも暴力をふるってしまう危険性が高い
  • 人に甘えることができず、心を閉ざしてしまう
  • 親に対する恐怖心や反抗心、憎悪が生まれる
  • 自分の子供に対しても、暴力的に育ててしまうことが多い

子供へのしつけとして叩くことをしていても、子供の心への影響は深く、大きなものになります。

そして、叩く行為は一度してしまうと、止まらなくなります。麻薬のように、常習性をもってしまい、だんだんとエスカレートすることも…。

ただし、子供が「叩かれたのは自分のため」「愛情のあるもの」だと思えるのであれば、悪影響が及ぶことはなく、しつけの範囲内であると言えそうです。

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◆子供が親の言うことを聞かなくなる4つの理由

泣く子供と頭を抱える母

①「話を聞く」習慣が身に付いていない

親の言うことを聞かない場合、話を集中して聞く習慣が身に付いていない場合があります。

この場合、親の話を右から左へ聞き流している状態なので、親の言うことが入っていません。

子供の「聞く力」は、生活する中で自然と身に付いていくものですので、子供の話にしっかりと耳を傾けてあげましょう。 

また、親が家事をしたりテレビやスマホを見たりして片手間で話していると、自分の話をしても聞いてもらえない=親の話を聞かなくても良いと解釈してしまいます。子供と話す時には、しっかりと目を見て、心と耳を傾けることを心がけると良いですね。

子供の話にはきちんと耳を傾けていても、赤ちゃんの頃からいつもテレビがつけっ放し・おもちゃが出しっ放しなど、話をしていてもテレビやおもちゃで気が散ってしまう環境になっていると話を効く習慣付けが上手く出来ません。

子供に話をするときには、テレビを消し、周りのおもちゃを片付け、きちんと話に集中できる環境作りをすることも大切です。

②話す内容が子供にとってハードルが高い

子供が言う事を聞かないということは、<言ったとおりにしない><言った指示に従わない>という状況だと思います。

子供は親の言ったとおりにしようとしていたとしても、指示された言葉が子供にとって難しい言葉だとすると理解できず、親から見た結果いう事を聞かない姿に見えている場合もあります。

子供に話す時には「分かりやすい」・「行動に移しやすい」言葉で具体的に話すことがポイントです。

《例》

・「おもちゃを片付けなさい!」→「おもちゃがお家に帰りたいって言ってるよ」、「ママとお片付け競争ね!」

などというようにすると、子供はいう事を聞いてお片付けしてくれると思いますよ♪

③親のかかわりが少ない

親に関わってほしくて、わざと言う事を聞かないようにしている場合もあります。

弟や妹の誕生で、上の子供との関わりの時間が減ってしまった場合に良く起こるケースです。

親の言うとおりにしていると、お兄ちゃん・お姉ちゃんはどうしても親からのかかわりは減り、自分の行動が注目されにくくなります。

そのため、親の気を引くために、わざと親の困ったことをして注意されるようにしてしまいます…。

注意されたり、叱られたりすることを望んでいるわけではないのですが、叱られることで親の注意が自分に向き、自分とのかかわりの時間を確保できるようにしているという訳です。

このような場合、上の子供との時間を意識的に作り、言う事を素直に聞けた場合には必ず認め、オーバーなくらいたっぷり褒めてあげましょう。

④決めたルールが守れない

子供との約束や決められたルールが守れなかったり,あいまいな話をしたり親自身がきちんと決められたルールを守れていますか?

もし、子供との約束を守れなかったり、曖昧な話や態度をとったりすることが常習化していると、子供は「どうせ話を聞いてくれないから、親の言う事は聞かなくても良い」と思ってしまいます。

子供との約束が守れないと、「言ったことは行動に移さなくてもOKなんだ」と間違った捉え方をしてしまい、子供の記憶にファイリングされていきます。子供との約束はしっかりと守るように心がけましょう。

守りにくい約束は避け、必ず守れそうな簡単な約束をすると良いですね。

「子供が言う事を聞かない…」とイライラする前に、子供に対して一方的な押し付けになっていないか振り返ってみると、何かしらの原因につながるかもしれません。

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◆叩かれて育った子供が学ぶこと

落ち込む子供

子供がいう事を聞かない時、とっさに手が出てしまい叩きそうになる…ママだって人間ですもの、そんな経験ありますよね。

ですが、親の暴力によって「言う事を聞いた」と思っていても、それは一時的なものです。

叩かれて育った子供が学ぶこと、それは、痛みと恐怖です。

痛みと恐怖におびえて、親の言うことに従っているだけ。

親が伝えたい内容は心に届かず、その場しのぎの態度を取っているだけなのです。

親からの暴力的なしつけを受けている子供は、相手を思い通りにするためには暴力や暴言でコントロールすれば良いとの間違いを学習し、親と同じように暴力で解決しようとするようになります。

親の見ていないところで、小動物や小さい子供に暴力や暴言で言う事を聞かせようとすることも…。

子供は、親とのかかわり方でこれから先の問題解決力を学んでいきます。

感情的にならず、状況に応じた具体的な問題解決方法を教えることで、少しずつ叩かずに問題を解決する力を習得していきます。

子供に学んでほしいことを、親が見本となって具体的に示すことが本当の意味の「しつけ」と言えますね。

◆叩くしつけは親から子供へ引き継がれやすい?!

にやりとする子供

子供が言う事を聞かない場合、<頭を手で叩く>、<ほっぺや手の平をつねる>、<お尻を叩く>などしつけの一環でしていると親からもよく聞きます。

しつけの一環と考える親の思いは同じように子供にうまく伝わっているのでしょうか?

…残念ながら、親の思うように子供へは伝わっていないのが現状です。

親の期待とは裏腹に、「叩かれたら叩き返せば良い」「困ったら叩けば良い」などと間違った事を学んでしまいます。

親自身が叩いてしつけているのに、「下の子供を叩かないよ」「お友達をつねらないで」と言ったところで、子供は矛盾を感じ、理不尽さを感じるだけです。

次に紹介する動画は、叩くしつけが子供に伝えるものが分かりやすく描かれたものです。わずか30秒ほどの動画ですが、ずしりと刺さるものがあり、非常に多くの反響を呼んだ作品になっています。

実は私自身もその中の1人。幼少期にしつけの一環として、頭やほっぺを叩かれたり、反省するまで外に出されることは日常茶飯事でしたから、その時に感じていた理不尽さは今でも心に残っています。

とは言え、自分が悪かった思いはきちんと根底にあるので親を恨んではいませんし、今でも仲良しです♡

子供自身が、悪いことをしたと分かる愛のある叩くしつけだとしても、受け取る子供の思いは親自身も計り知れません。

叩かず、してはいけないことを具体的に言葉に伝え、諭し、子供自身が納得のいくしつけを引き継いでいきたいですね。

◆叩いてしつける方法では、子供に本当の思いは伝わらない

正座をする子供

叩くしつけの影響について、今までお話してきましたが、イライラがピークに達してしまい、感情がブチぎれた時、私も1度だけ子供の手を叩いた時がありました。

今でも鮮明に覚えていますが、何で泣いているのか分からず、なかなか泣き止まない子供に近所の目も気になりイライラ…イライラの感情が噴火したとき、とっさに手の平を一度叩いてしまいました4.

「痛い~」の子供の泣き声と共にハッと我に返る私。「ごめんね…ごめんね…」と何度も泣きながら謝り、もう2度と子供に手だけは出さないと心に決めました。

その時に思ったこと…我が子の記憶にはないようですが、子供を暴力でいう事を聞かせようとしても、心に傷を与えるだけであるということを再認識しました。

また、子供だけでなく、叩いたママ自分自身の心も傷つきます、なんで叩いてしまったのだろう…自分に余裕がなかったからとは分かっていても自分自身を責め続ける日々と向き合わなければいけません。

叩かないしつけをするためのワンポイントアドバイス!

子供に本当に伝えたいことは、きちんと言葉にして伝えることが大切です。

例えば…

子供がテーブルに登っている場合。

普通の声や顏で「テーブルに乗ったらいけないよ」と言ったところで、子供にはうまく伝わりません。

いつもより怖い表情や声のトーンを低く変え、「ここは食事をするところだから、登ったらダメ!」と言うと良いですよ。

いつもと違うママの雰囲気に「したらいけないことなんだ…」と分かるようになっていきます。

ただ、子供の記憶は短期間で消えてしまいますので、根気強く、繰り返し同じように注意していくことが大切です。

この方法は、保育の現場では日常茶飯事。繰り返し伝える中で、いつの間にかしなくなるので成長を感じることができますよ♪

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