ご入園されるお友達、保護者のみなさま、おめでとうございます。
これからうんと楽しい毎日が待っていますね。
今回は、女の子編に続いて男の子の入園式準備についてご紹介していきます。
どんな点に気をつけて服装を選べば良いのか、先輩ママや先生のリアルな声はここでしか聞けません!
最後までくまなくチェックしてくださいね!
もくじ
服装の選び方

いよいよ幼稚園に入園する日が来ましたね。
入園式は、たくさんのお友達や先生と初めましての日なので、ビシっとかっこよく決めたいですよね。
女の子なら、自分の好みが少しずつはっきりしてくるので、洋服にもこだわりや好き嫌いが出てきますが、男の子は服に興味がなかったり、どんなのを着たいのか一緒に考えても分からない・・・なんてことが多いです。
悩める男の子ママは、以下の2つの点をポイントにフォーマル衣装を選んでみてください。
指定の有無を確認すること
まずは、女の子と同様に園の制服で式に参加するのか、自由なのかを確認しましょう。
幼稚園は、ほとんどが園制服かと思います。
その場合は、寒い可能性や体調を考えてセーターやカーディガンなどを中に着用しても良いのか、靴下や靴はどうしたら良いのかを、事前に園に確認しましょう。
制服なら、衣装を用意する必要がないので楽チンですよね。3年間着用することを考えて、大きめを購入した場合は式までにサイズを調整しておきましょう。
入園式のお知らせなど、各園で詳細をもらえるので、規定をチェックした上で準備をしてくださいね。
園の制服ではなく、園で指定のコーディネートの場合もあります。
カラーや形などの指示があるかと思いますので、園の指示通りに揃えておきましょう。
シンプルで動きやすいこと
2つ目は、歩いたり立ち座りしたりすることが多い入園式ですので、動きやすい格好をすることです。
こちらも、制服なら機能性もきちんと考えられているので問題ないでしょう。
自由の場合は、何でもかんでも装飾を施したり、サイズが合っていないと子どもにとってはとても動きにくいです。
普段着よりも少ししっかりめの服装であれば、十分フォーマルスタイルとして成り立つので、「シンプルに動きやすい」ということを重視して選んでください。
男の子の髪型ってどうする?
男の子の髪型は、子どもだし何もしなくてももちろん大丈夫です。
ただ、ボサボサの寝癖や長すぎる前髪など、最低限の身だしなみは整えましょうね。おしゃれなママさんだと、がっちりワックスで固めて決めてくる子がいますが、そういうことはしなくて良いです。
ヘアースタイリング剤などは、入園式という特別な日であろうと、幼稚園につけてくるのは禁止です。顔がすっきり見えるようにいつも通りの髪型で行きましょう。
身だしなみに厳しい幼稚園だと、男の子はツーブロックやスポーツ刈りは禁止という場合があります。そういう園は、入園面接のときに色々と説明を受けているかと思いますので、園指定のヘアスタイルに整えておきましょう。
フォーマルにふさわしい靴・靴下

靴は、外靴も園指定のものがある場合はそれを必ず履いて行きましょう。
指示がないなら、いつも履き慣れたシューズかフォーマルのローファーにしましょう。入園式自体は、室内で行うのでおしゃれな靴を準備してきたとしてもほとんど履いている時間はありません。
なので、靴にまでお金をかけたりする必要はないです。
靴下は、園指定のマーク入りのものなどあれば、指定の靴下を履いて行きましょう。指定がなければ、白か紺・黒がふさわしいです。
子ども用フォーマル衣装はレンタルの方がおすすめ?

子ども用のフォーマル衣装って、日常で着るものじゃないですし、入園式で着て以来一回きりになってしまうことも・・・。
そのためだけに購入するのはもったいない!というママさんに人気なのが、レンタルです。レンタルなら、一式セットで借りられるのでおうちに使えそうなアイテムが何もなくても大丈夫。
また、購入するにはちょっと着まわしが効かないし、もったいないという衣装も、レンタルだからこそ気軽に着られるというメリットもあります。
有名ブランドの衣装がお手軽価格でレンタルできたりするので、購入するよりお得です。
レンタル期間は、だいたい1週間単位で借りれるので、当日に間に合うように余裕を持って、式前に一度試着してみると良いでしょう。
レンタル期間が長いと、後日、衣装を着て家族写真を撮ったりすることも出来ますね。
レンタルするか、必要に応じてこ購入するか。
それぞれにメリットがありますので、ご家庭の状況などに合わせて使ってみてください。
おすすめコーディネート

それではここで、男の子のフォーマルスタイルおすすめコーデをいくつかご紹介します。
服装が自由な園のママさんは、どんなのが良いか参考にしてくださいね。
セットアップのスーツスタイル
3歳から着られる小さな可愛いスーツスタイルです。
着やすいように、ウエストゴムになっていたり、羽織がブラウスに縫い付けられていて、羽織ってる風のデザインなど様々な工夫がされています。
ネクタイや蝶ネクタイは、子どもが口に加えてしまったり、ずっとそればっかり気になって触ってしまうという子もいるので、なくても良いでしょう。
ちょっと柄のあるシャツを着るなどして、ワンポイント入れてあれば、おしゃれ感が出ますし、十分かっこよく決まります。
持ってる服で作れるカーディガンスタイル
子どもは、よく動き回ったりするのでフォーマルでガチッと決めていくと汗をいっぱいかくことでしょう。
動きやすさを考えて、シャツにズボン、上からカーディガンを羽織るだけでフォーマルになります。
カーディガンは、動物やキャラクターがついてるのはNGです。
シンプルな白や紺がふさわしいでしょう。
暑くなったらすぐに脱げるので、一枚持っていると便利なアイテムです。
子どもらしさのあるベストスタイル
一度きりしか着ないかもしれないフォーマル衣装を全部揃えるのは予算が・・・というママさん多いですよね。
兄弟が入れば、お下がりで着れるから持っておけば便利かもしれないですね。
しかし、おうちにある洋服にベストを着せてあげるだけで、かっこよくフォーマル衣装に早変わりします。子どものベストってちょっといつもよりも大人っぽく見えて可愛らしいんですよね。
蝶ネクタイと合わせれば、小さな紳士が生まれます。
カジュアルすぎないポロシャツスタイル
幼稚園の普段の活動着でもポロシャツを着る園もありますよね。
あまり柄柄しすぎているのは、カジュアルすぎてしまうのでふさわしくありませんが、シンプルに白や紺のポロシャツは入園式などフォーマルシーンでも使うことができます。
ちょっとおしゃれな蝶ネクタイをつけたり、ネクタイをつけることでフォーマル感が増します。子どもにとっても動きやすく、着やすい素材ですのでおすすめです。
ズボンは、しっかりめの長ズボンもしくは半ズボンにしましょう。
色々な種類のフォーマル衣装をご紹介しました。
子どもと一緒にどんな服を着たいか話ながら決めれるといいですね。
服装選びで気をつけたいこと

男の子はスーツスタイルくらいしかないのかなと思ってしまいますが、色々と組み合わせを変えたり、持っている服をうまく使うことで、色んなフォーマルスタイルを作ることが出来るのですね。
ただ、見た目のかっこよさだけで決めてはいけませんよ。
以下2つのことに気をつけて選びましょう。
服装のマナー
子どものフォーマル衣装と言っても、最低限のマナーを守って着なければ恥ずかしい思いをしてしまうかもしれません。
自由な園の場合は、カジュアルすぎる服装はふさわしくありません。
きちんとした服装を着せることで、子ども自身に入園式という特別な日であることを認識させることができます。
ネットでは、子ども用の派手なフォーマルスーツや、入園式には正直言ってふさわしくないようなものもありますので、シンプルに色使いは派手でないものを選んでくださいね。
双子ちゃんの場合は、お揃いの衣装でも問題ないですが、保育士目線で言うと、最初は同じクラスに入れることもありますので、どっちがどっちかよく分からなかったり、お名前の呼び間違いをしないために、何かワンポイント違いをつけてくれると助かります。
シャツの色を変える、蝶ネクタイの色を変えるなど。
温度調整
4月は暖かくなり始めているものの、春風が少し寒かったり、地域によってはまだまだ春の装いには早すぎるところもあります。
式会場が寒かったり暑かったりと読めないところもあるので、温度調整が自由に出来るような服装にしましょう。
また、当日の子どもの体調も考慮して選びましょう。
上羽織りを着ていくときは、園に着いたらママが持っていてあげた方が良いですね。羽織り一枚にもお名前を書くことをお忘れなく。
子ども用フォーマル衣装はどこで買う?

入園シーズンになると、フォーマル特集を組むお店も増えてきて、大人用と一緒に並べられているところもあります。お店で買うときは、直接素材やサイズを確かめられるのでミスなく購入できますね。
ただ、店頭に置いてあるデザインやサイズしか取り扱いがない場合も多く、必ずしもお店に行ったときに欲しいものが置いてあるかは分かりません。
ネットで買う場合は、種類豊富な中からおうちでゆっくり選ぶことができます。
実際に試着できないので、届いてみないと記載よりサイズが大きかった、写真と違ったなどミスする可能性もあります。
また、希望の配送日に届かない可能性もあるので、注文するときは余裕を持っておきましょう。
子どもがギャン泣きしてしまったら・・・

初めての幼稚園。
初めての入園式というたくさんの人が集まる場所。
何もかもが初めてを経験している子どもにとって、緊張のあまり泣いてしまうことはよくあります。
ママは、そんな子どもの様子をみて、他の子は静かに座っていられるのにどうして・・・と不安で焦ってしまいますよね。
しかし、幼稚園はたくさんのお友達を作れるし、優しくて楽しい先生もいっぱいいるとっても素敵な面白い場所なのです。だから、泣いてしまってもなんの心配もいりません。
これから、幼稚園でうんと色んなことを経験して成長していけるんだと前向きに、期待を持って接しましょう。
入園式の前から、幼稚園生活に向けて「先生のお話をちゃんと聞くんだよ」「お友達とケンカしないで仲良くしないとダメ」など、プレッシャーを与えるような声がけをするのは、子どもにとってよくありません。
幼稚園は、子どもがちゃんとする場所じゃありません。
いっぱいケンカをして、泣いて、笑って、怪我をして、優しくなって、成長していくところです。
迷惑かけていいし、心配かけていいんです。
そのために先生たちがいるし、先生もママと一緒に協力していきたいのです。
泣いてママのところに来るのは、たくさんの人がいる中でママが自分を守ってくれると自分で分かって来ています。
先生や友達に慣れれば、すぐに涙は笑顔に変わります。
幼稚園に期待を持って行けるように声がけをしていく場合は、子どもにとってワクワクするような言い方や、内容を伝えましょう。
やること見ること全てが初めてで新鮮なので、新しい経験は子どもの心を豊かにします。こうしなきゃいけないとか、こういうことはダメとか、そういうことは言いません。
いっぱい挑戦させて、ママもびっくりするくらい成長する子どもと一緒にママも成長していく姿勢が大切です。
先輩ママのリアルな声
入園式を経験している先輩ママたちは、こうすればよかった、あれはやめたほうがよいなど、その経験からリアルな声を発信してくれました。
ママの声で特に多かったのが、クラスの写真撮影を園庭で撮ったので、すごく寒かったという話です。写真を撮ることは知っていても、園庭で撮るとなると、配置の細かい指示や子どもの目線を集めることで結構時間取られるんですよね。
おしゃれをしてきているママたちにとっては、まだ寒い4月に外での撮影はかなり寒くてきつかったとのこと。。子どもたちもきっと寒いので、ちょっと羽織れるような上着を持っていくと寒くて震えることがないかもしれませんね。
また、幼稚園のトイレを初めて使う子どもたちなので、ひっかけてしまったり、失敗することを考えて、お着替え一式を持って行ったのは正解だったようです。
まだ慣れていない環境なので、着慣れない服を着ていると尚更ですよね。
心配なママさんは、お着替えを持参しておくと万が一に備えて安心です。
もちろん、式の前にはしっかりとおトイレを済ませておきましょう。
先生たちの声
ママたちにとっても入園式はドキドキする1日ですよね。
しかし、主役は子どもたち自身ですし、ママはそこまで緊張して気負う必要はありません。我が子が、緊張や不安で泣いていても、ぐずっていても心配しなくて大丈夫ですよ。
子どもたちだってみんな初めての環境や、初めての人たちばかりでなんのこっちゃ分からない状況でしょう。これから大丈夫なのかと不安になるのはみんな同じですが、その不安以上にあっという間に慣れて立派な幼稚園児になります。
集団生活は、周りと比べたりしがちですが、みんな最初から完璧に出来る子はいません。ママが苛立っていたり、不安がっていても、子どもに伝わって余計に不安な気持ちにさせてしまいます。
子どものことを心配しすぎずに、焦らず落ち着いて式に参加しましょう。
また、この入園式でクラスのママさんみんなにきちんとご挨拶して知ってもらわないと、ママ友関係を築けないのでは・・・と不安になっていませんか。
ママ友は、幼稚園生活が始まってから徐々にお付き合いを広めていけば良いのです。幼稚園では、ママの協力が必要不可欠ですので、これからクラスや学年のママと集まる機会も多くなります。
どんな行事でも、積極的に参加してママ同士の協力体制が作られれば、仲良く楽しいママ友関係を築けるでしょう。
まとめ
今回は、女の子編に続いて男の子の入園式の準備についてご紹介しました。
女の子も男の子も服装の違い以外はほとんど注意すべき点は同じです。
入園式は、ママもパパも子どももみんながドキドキワクワクしています。
ここでご紹介した先輩ママの声や先生の声を参考に、楽しい幼稚園ライフを送ってくださいね。
また、子どもがギャン泣きしてしまう場面は、入園式だけでなく保育参観になると年少さんは結構みんな泣いてます。。
全部を成長と捉えて、まずはママが落ち着いて笑顔でいることが一番なのです。
子どもはママの全ての言動をテレパシーのように感じ取ります。
だから、大好きなママは子どもがどんなに泣いてしまっても、イライラなんかせずに笑顔で大丈夫だよと言ってあげてください。
先生は安心させてあげられるけど、ママの代わりにはなれません。
ママにしかできない包容力で、いっぱい愛情を注いでたくさんぎゅっとしてあげてくださいね。あとは、ママも子どももこれからの幼稚園生活に期待を持って、笑顔で式に参加するだけですね。
みなさんの入園式が素敵な1日になることを祈っています!