投稿 2020年9月1日 更新

みんなで簡単・楽しく描けちゃう!幼児に人気の絵描き歌を大特集!

色鉛筆

何が出来るか分からないところに面白さがある絵描き歌。

実は短い遊びの中にも子どもの発達に効果をもたらしているのです。

今回は、絵描き歌ってどんなものなのか・年齢別 人気絵描き歌・ポイントを詳しくご紹介していきますよ。

絵描き歌の特徴をよく理解して、楽しく遊びましょう。

絵描き歌って何?

絵描き歌の様子

絵描き歌とは、お絵かきと音楽遊びが一緒になったものです。

絵を描きながら歌を歌って歌が終わる頃には絵が完成しています。

絵描き歌の歴史は深く、大正時代ごろから子どもたちに親しまれてきた歌遊びなのです。

絵描き歌は、日本発祥の遊びで海外にはなく、日本特有のものだと言われています。

子どものころに、絵描き歌を通して色んなお絵かきをよく覚えたものです。

懐かしさもあり、今でも子どもたちを楽しませてくれる遊びとして、幼稚園の現場でもよく用いられています。

リズムがあることによって、心身にお絵かきの内容が入ってきやすく、覚えやすいのです。

最初は、どんな絵が出来上がるのか想像もつかないところからスタートするので、出来上がっていく過程を楽しみ、完成したときのワクワク感を感じることが出来ます。

絵描き歌が広く伝わるようになった昭和時代ごろには、子どもが一人でも歌を口ずさみながら遊べる遊びとして親しまれてきました。

現在では、子どもが一人で外で遊んだりする光景はほとんど見なくなったどころが、外で遊ぶこと自体危ないという理由で、家でゲームやテレビばかりする子どもが増えました。

子どもが自分では買うことが出来ない高価なゲーム機で遊ぶよりも、紙と鉛筆さえあれば出来る絵描き歌は、とても手軽に充実感を味わえる遊びなのです。

時代の変化を受け入れながらも、昔からの遊びの斬新さや面白さを現代の子どもたちにも継承していければ良いですね。

絵描き歌による発達の効果とは

クレヨンで絵描き歌をしている様子

昔から子どもたちに遊ばれてきた絵描き歌には、幼児期の子どもの成長に様々な影響を与えます。

主に3つの大きな発達効果をご紹介していきます。

色々な形や線を覚えられる

絵描き歌をしていると、ついつい歌の方に意識が集中してしまい、その通り描いたつもりが、うまく描けていなかったり、とても上手に描けたりします、

歌の通り描くとはいえ、しっかりとした絵にするためにはどこに何を描けば良いのか、出来上がる絵を想像しながら描いていかなければなりません。

短い歌の中で完成させなければならないので、複雑な絵を描くような遊びではありません。

絵描き歌のほとんどは、丸・三角・四角・様々な線を用いて描きます。

色んな図形を正確に描けるようになるには、ただひらすら練習するより、絵描き歌やお絵かきと言った楽しみの中で行うことが大切です。

最初はうまく描けなくても、遊びを通して少しずつ図形になっていくところに成長を感じられます。

お絵かきを好きになれる

お絵かきの好き嫌いがはっきりしてくるのは、3歳ごろからと言われています。

子どもならみんなお絵かきが好きなのではもちろんありません。

幼稚園ではお絵かきをする時間がたくさんありますし、お絵かきは子どもの発達に大きな効果があります。

絵を描くということは、想像力や発想力をたくさん使います。

また、のびのびと表現することはストレスのない豊かな心を養うことに繋がります。

今はお絵かき嫌いの子どもも、うまく描けないから苦手意識があるのかもしれないし、絵で表現することが得意じゃないと思い込んでいるからかもしれません。

無理やりやらせることでもありませんし、楽しいと子どもが思えることが第一ですので、強制させるのではなく、好きになるまで・自分から手を伸ばせるまで見守ることが大切なのです。

リズム感が身につく

歌いながら絵を描くという、なかなか難易度の高い遊びですので、同時に何かをするという行為は、子どもにとってはとても難しいのです。

幼児期のころから、絵描き歌や手遊び歌などに親しみ、遊んできた子は体で勝手に覚えたリズム感が養われます。

幼児期は何でも物覚えがよく、すぐに頭で理解して歌ったり踊ったり描いたりすることが出来るようになります。

絵描き歌の7つの特徴

太陽の絵

絵描き歌にはどんな特徴があるのでしょうか。

主な特徴として、7つにまとめてみましたので一つずつ見ていきましょう。

1、始まりの言葉に「〜がありました」「〜ちゃんが」などが多い

絵描き歌を始めるときは、最初に「丸が一つありました」や「棒が一本ありました」など始まり方の決まり文句のようなものがあります。

このようにして始めなければいけないという決まりではありませんが、昔からこのやり方で行ってきた馴染みで、始まりの言葉の暗黙の約束になっています。

2、完成形とはかけ離れたイメージからスタートして意外性を重視する

最初のスタートが、丸一つや棒一本とこれから何が生まれるのか全く分からないので、きちんと最後まで歌を聞かないと完成形が見えてこないというところに、意外性があります。

この意外な展開が絵描き歌では重要な遊びの要素になっているのです。

確かに最初から「これは〇〇でしょ」と答えが分かってしまっては楽しくないですよね。。

まさに完成までの過程を楽しむ遊び元祖と言えるでしょう。

3、出来上がるまでの描く行程を楽しめる

2でもお話ししましたが、絵描き歌を聞いてイメージしながら絵を完成させていくところに、絵描き歌の最大の楽しみがあります。

歌を無視して描けば、ヘンテコな絵が出来たり全く違う絵になったりするでしょう。

短い歌の中でも、集中力が短い子どもにとっては、集中力を養うことができる遊びとなるので、これからも色んな絵描き歌を通して成長を支えてくれる存在となるでしょう。

4、最後は「あっという間に」の言葉で完成させることが多い

最後の終わり方にも暗黙の約束があるのです。

ほとんどの絵描き歌は「あっという間に出来上がり」などと言った終わり方ですよね。

本当にあっという間なのですが、手短に簡単に楽しめるよという意味も含まれているのでしょう。

こんなにあっという間にできるならもっと色々やってみたいと、次への期待をもたせる効果もあるのかもしれませんね。

5、絵を描きながら必ず歌う

当たり前ですが、絵を描くことと歌うことを同時に行います。

歌っている内容の通りに絵をうまく描けるかどうかが、完成したときの面白さに繋がっていきます。

歌は決して難しいものではなく、単調で簡単なリズムが多いですので、描きながら覚えることが出来そうです。

親子でお絵描きを楽しむ様子

6、絵を描く速さによってメロディのテンポが変わる

描く速さが早いとメロディも早くなりますし、ゆっくり描く場合はテンポもゆっくりめです。

歌と描くスピードがバラバラだと、子どもはどうやって何に合わせて描けば良いのか分からず混乱してしまいます。

絵描き歌に自信がない人は、事前に練習して落ち着いて行うことを心がけましょう。

7、メロディは単純なわらべ歌が多い

最近では、ポップス系の曲や子どもに馴染みのある曲を使って絵描き歌をしていることでも多いようですが、定番の絵描き歌はほとんどがメロディが単調なわらべ歌が多いのです。

わらべ歌は短い歌が多く、替え歌にしやすいので用いられています。

子どもが喜ぶ絵描き歌紹介<年齢別>

色鉛筆

それではここで、年齢別に見る子どもが喜ぶ絵描き歌をご紹介していきます。

実際の絵はぜひ子どもと一緒に描いて見てください。

<3歳>

色んな線画

「あめあめふれふれ」

まっすぐな直線を描く練習です。

雨がまっすぐ落ちてくることをイメージしながらまっすぐ線を描いてみましょう。

「うみはひろいな」

波線を描く練習です。

同じ波を横に描き続けるのは3歳には結構難しいです。

波のイメージを与えてから、言葉や歌に添えて波線を描けるように練習してみましょう。

キャンディー

子どもたちが大好きなぺろぺろキャンディーを描いてみましょう。

ポイントは、くるくる線を均等な幅で描くこと・キャンディーの棒をまっすぐ描くこと。

好きな色を使って描けば、オリジナルのキャンディーが出来て楽しいですね。

雪だるま

体の形まではうまく描けても、顔や手などの細かいパーツが難易度アップです。

丸の大きさは子どもの出来具合の応じて同じ大きさか、上は小さく下は大きくなどアレンジしてやってみましょう。

最後に完成した雪だるまに色を塗ったり、他の絵を書き足せば、一つの作品になります。

うさぎ

レベルが低めの動物絵描き歌としてうさぎさんを描いてみましょう。

かわいいお耳を上手に描けるかどうかが大きなポイントです。

途中でうさぎと分かってから修正するのはNGなので、想像力をフルに使って素敵なうさぎさんを完成させましょう。

顔のパーツは、目と口のバランスが難しい可能性がありますが、顔の中に入っていれば上出来です。

くま

色んな丸が上手に描けるようになったらやってみたいくまさんです。

小さい丸と大きい丸を上手に組み合わせてくまさんの形になるかどうか・・・。

描いている図形自体は、全て丸と曲線だけで出来るので、よーく歌を聞く力を育てていきたいですね。

<4歳>

色んなお花

基本的な図形をきれいに描けるようになる4歳では、色んな曲線や丸・三角・四角などを用いて描く色んなお花の絵描き歌に挑戦してみましょう。

最初はシンプルな形から入って、花びらの形に変化をつけたり、ただの花ではなくどのお花を描いたのか、子どもたちの知っているお花で遊ぶのがおすすめです。

ひよこ

ひよこのフォルムは、歌で表現するにはちょっと難しいかもしれません。

卵型など、簡単な書き方に変えてやってみると良いですね。

例えば「棒が二本」と歌っても、子どもはどこにどれくらいの長さを描けば良いのか分かりませんので、言葉を詰め込みすぎず、出来るだけ分かる表現で歌ってみてください。

とら


かっこいいたてがみを上手に表現できるかがうまく描けるかどうかのポイントです。

大きさやじぐざぐの線など、シンプルな言い方で歌いましょう。

最初に黄色もしくは茶色のクレヨンを使うよと、色を特定してちょっとでも想像しやすくしたりするなど、少しの工夫でも描きやすさやイメージのしやすさは変わってきます。

くるま

乗り物絵描き歌は、ちょっとレベルアップです。

タイヤや窓を上手に正しい場所に描けるかな。

途中で車が走る音やエンジンの音などでヒントを出してあげると、分かった!という喜びを持って最後まで楽しむことが出来ます。

消防車や救急車・電車など、どんどんレベルアップした絵描き歌も楽しめます。

さかな

楕円形のお魚さんは、子どもたち一人一人面白い形で表現しているので、完成を見るのがとっても楽しい絵描き歌の一つです。

特にヒレを描くのはよーく魚を観察していないと、場所がよく分からないので、このような絵描き歌の遊びを通して、お魚さんってどんな形をしているのかを知れる学びの機会になりますね。

<5歳>

キャラクター系

5歳になると一気にレベルは上がって、子どもに大人気のキャラクターに挑戦です。

キャラクターとなると、細かいパーツも多いですが、ポイントとなるところを描くと「あ〜これだ!」と一気に分かりますね。

好きなキャラクターなら、より一層盛り上がること間違いなしです。

youtubeやネットでは、簡単にできる絵描き歌がたくさん掲載されていますので、やりやすそうなのを見つけて、ぜひ実践してみましょう。

かえる

くりっとしたおめめが特徴のカエルです。

緑色を使って、上手に丸を描ければきっとかわいいカエルが誕生します。

芸術的なリアルなカエルを描こうとするとなかなか難しいところがありますが、絵描き歌で描く場合は、顔だけでも良いでしょう。

きつね

三角がたくさん登場するきつねです。

逆三角形を上手に描けるかどうか、キュートなおひげの位置もポイントです。

「逆三角形」という言葉を使わずに、三角をひっくり返す・お山のてっぺんが下にきたなど、子どもにとって分かりやすい表現に変えることで、イメージしやすくなります。

たぬき

最後はたぬきです。

くまの要素で描いていけばうまく描けます。

たぬきらしくするために、目の周りを黒く塗りつぶすところがポイントです。

5歳ならたぬきの顔だけでなく全身の絵描き歌もチャレンジしてみましょう。

絵描き歌をするときのポイント

お絵描き似顔絵を描く様子

歌うことと描くことを同時に行う絵描き歌をするときは、いくつかのポイントがあります。

保育者が前に出て、一緒にリズムを感じながら行うことが多いですが、その際は保育者が立っている側の子どもたちにもはっきり絵が見えるように立ち位置に気を付けなければなりません。

子どもからの視点は、大人よりも低いので見えてると思っていても保育者に隠れて見えてないことがあります。

また、絵描き歌は様々な遊びに発展させることが出来るのも特徴の一つと言えます。

子どもたちが自分で絵描き歌を作ってみることで、より創造力を豊かにしてくれる効果があります。

歌も絵も自分で考えるという経験を通して、音楽性・芸術性の両方を養うことが出来ます。

そして、単調な線や図形からこんな絵が出来るんだ!という喜び体験を重ねることは、幼児期の成長にとって大切なことです。

絵描き歌なしで「〇〇を描いてみよう」と言われると、イメージがあってもそれを絵にするって難しいことです。

しかし、出来上がるまでの行程がこんなに楽しい歌になっていたら、こういう風に描けばいいんだとコツを知ることが出来ます。

難しく考えずに、簡単な線や図形でこんなに色んな動物やお花などが描けるという自信にも繋がりますね。

現代では、学力向上が重視されすぎて子どもたち一人一人が持つ個性や創造力などは、軽視されるばかりです。

本来、人間らしく豊かに生きていくために必要なのは誰よりも優れた学力ではなく、その人らしさやその人が持っている生きる能力です。

一番大事なところを日本の教育は軽視しているといっても過言ではないでしょう。

そのような意味でも、幼児教育は昔から伝わる遊びや文化を大切にし、守っていくことを行事を通して教えていきます。

まさに、絵描き歌はこれからの時代においても受け継がれていって欲しい遊びの一つなのです。

まとめ

今回は、絵描き歌について特集していきました。

子どものころによくやったなーと懐かしい記憶にある大人も多いのでは。

いつの時代の子どもたちにも、よりよい発達の効果を与えてくれる絵描き歌は、これからも幼児教育の現場だけでなく、小学校の音楽教育でも取り入れて欲しいと思うリズム遊びです。

年齢別の人気絵描き歌でご紹介したものは、幼稚園だけでなく家庭でも遊べる楽しい絵描き歌ですので、日々の保育や家庭での親子のコミュニケーションの一つとして遊んでみてくださいね。

そして、絵描き歌をする際のポイントもよく確認しておきましょう。

子どもにとってどんな成長メリットがあるのか、どう楽しんで欲しいのかを具体的に書き出して、実際の子どもたちの反応を見ながら、これからの保育に役立てていける遊びになると良いでしょう。

子どもと一緒にやるだけでなく、何が出来るか当ててねといって当てっこゲームにしても面白いです。

分かった子から次々に答えが飛び出してきて、誕生日会の出し物としても盛り上がります。

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